私が小鼓を習い始めたきっかけ

2020年06月15日 ブログ

こんにちは

鼓教室のブログをご覧いただきありがとうございます♪

 

今日は、私がお囃子を習い始めたきっかけの話をしようと思います。

 

高校一年生の春

私が高校に入学した春、祖母に連れられて金沢の西茶屋街にある西見番へ行き、小鼓を習い始めました。

 

高校生になっておばあちゃんに連れられて‼と思われるかもしれませんが、

私はどちらかというとおばあちゃんっ子で、

邦楽(伝統文化)好きの祖母の影響を受け、

性格もとっても素直だったので(笑)、

祖母が「萌黄ちゃん(本名)見てみられ~、素敵やろ~」(富山県高岡弁)と言われると、

そうかこういうのが素敵なのかぁと勧められたものを見たり、聞いたりして感じ取っていました。

 

このように小さいころから祖母と一緒に日本舞踊を習いに行ったり、着物など日本の文化に触れることは他の子より多い方っだったと思います。

 

お囃子はどこで習えるの~?

祖母は若い頃から伝統音楽が好きで、長唄三味線を習ったり、お能の笛を習ったりしていました。

お囃子もず~と前から習いたかったそうなのです。

 

しかし、

三味線音楽は江戸文化であり、三味線音楽のお囃子も歌舞伎や日本舞踊などの他には花街の芸者さんたちが身に付けていらっしゃる芸事で、

なかなか一般の方向けの教室は地方の田舎では無いに等しく、祖母は習いに行くことができませんでした。

 

祖母65歳 太鼓デビュー

それがなんと65歳にしてやっと金沢西見番で教えていただけると紹介を受け、習うことができたんです!

習う前から骨董屋さんで「太鼓」と「小鼓」を購入していた祖母は、

西見番のお囃子のお師匠さんである堅田喜代先生にどちらを習うのが良いか尋ねたところ、

「太鼓が良いでしょう」と勧められ、太鼓のお稽古を始めることになりました。

 

余っちゃった小鼓

そうなんです、

祖母が骨董屋さんで買った「小鼓」が余ってしまったので、

祖母が私に「一緒に習いに行く?」と聞いてくれ、

始めることとなりました。

 

小鼓の音色は、小さいころから習っていた日本舞踊の音で聞いていたのと、

金沢で開催されたお囃子の会を一度見に行ったことがあったので、

「やってみたい!」と即答しました。

小鼓の音色や演奏される方の姿が素敵!と思っていたこと、

他の人とは何か違うことを始めるということにもワクワクしたのを覚えています!

 

そんなこんなで高校の春に師匠となる堅田 喜代 先生に出会い、お囃子を始めることとなりました。

 

習い事って

お子さんにとっても、大人にとっても、

何かに没頭できるということ、

何かを身に付け学べる特別な時間であり、

その過程や結果は自身に対しての自信となり、

人生を豊かにしていくものだと思います。

 

 

私にとって、

お囃子と出会い、師匠に出会えたことはとてもハッピーな出来事でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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